起業後の集客商品は価格以上に価値のあるものを
前回書いた「集客の方法~コメダ珈琲店繁盛の秘訣~」でも伝えたように、コメダ珈琲店の集客方法は、モーニングの時間にコーヒー1杯でトーストが無料で付いてくる商品で口コミを起こし集客しています。
そして、その商品で集客してから、ランチや別なメニューで利益を取る仕組みを作っています。
今回は、さらにこのコメダ珈琲店を例に、集客方法について掘り下げたいと思います。
あなたはフロントエンド商品(集客商品)~バックエンド商品(利益商品)という言葉を聞いたことがありますか?
これは集客するための商品をきっかけとして、最終的に利益商品を購入してもらう流れのことです。
まさに、このコメダ珈琲店の集客商品はモーニングで、利益商品はランチなど別な商品ということになります。
ですので、まずはこの集客商品というのは、あなたが取り扱っている商品の中でも低価格の商品でなければなりません。
どんな分野や業界にも買いやすい価格帯というのがありますので、その価格帯にして購入してもらうきっかけをつくることが重要になります。
もちろんそこには、価格以上に価値を感じてもらい、行ってみたい、試してみたいと思ってもらえる商品でなければなりませんよ。
起業後集客商品から利益商品へつなげる
そして、僕がコメダ珈琲店で感じたように、その集客商品をきっかけにして1度でも来店したり購入してもらえれば、あなたの本当の価値のある商品やサービスを知ってもらいやすくなり、リピーターになってくれる確率が高まります。
そうなんです、僕も最初は、モーニングで安いコメダ珈琲店へと思って行ったらランチは高いと感じました。
しかし、長く居るとそれ以上に接客が良くて、雑誌や新聞が豊富にあり、居心地が良かったので、お店を出る時にはランチ代と同じくらいの価値があると感じ、逆にまた行きたいなと感じました。
そこで、我々もコメダ珈琲店と同じような集客商品から利益商品を考えるおすすめの簡単な方法を紹介します。
それは、まずは起業後、あなたの販売している商品やサービスを、もう一度紙に全部書いて、それを一つ一つ見直してみてください。
そして、そこから一つ一つ質問してみてください。
どの商品でお客様を集客する? その集客商品の価値はある? どの商品で最終的に利益を出す? どのような流れで集客商品から利益商品へとつなげる?なければどうする?と。
きっと何かきっかけが見つかると思いますよ。
今回のまとめ
起業後に、フロントエンド商品という最初のお客様を集客するための商品から、バックエンド商品という利益を出すための商品へと、最終的にしっかりとスムーズにつなげることができれば、
あなたのお店や仕事も、差別化で集客ができて、必ず安定してくると思います。