独立起業してもできそうでできない20分のおまけ
今回の話は、僕が以前よく行っていた、個人的のマッサージ店での、20分のおまけをしてもらった時の話から、独立起業しての集客方法を考えてみます。
そのお店は、築40年以上の古い住居用マンションの1Rでやっている、小さいお店でした。
店主は、脱サラ独立開業後、1人でマッサージ店を運営していました。
そのお店に初めて行った時に、40分コースをお願いしたのに施術が終わっても、さらに20分施術してくれたので、「コース時間、間違ってませんか?」と店主の人に聞くと、
「コリがひどかったんで、少しやれば楽になると思って、おまけでやらせていただきました。」と爽やかに言ってくれました。
初回でいきなり20分もサービスで施術してくれたことに感動して、それからは、その感動が忘れられず。
古く狭いお店でしたが、通いましたし、色々な知り合いの方にも、こんなに良いマッサージ店があるよ、と紹介もさせていただきました。
その後は、やはり僕と同じように感動した人の口コミなどで、段々と繁盛していきました。
そして、しばらくすると、そのお店は、近くの立派なオフィスビルの1階路面店に入居して、今も順調に経営しています。
独立起業後のお金がない時期はないなりに集客する
このことから考えると、個人店のいいところは、大手チェーン店のように、きれいで大きくて立派な店舗は作れないですが、店主の人柄や、接客の中身で十分違いを出すことができるということでした。
大手や他の店舗との違いを生み出すことが個人店ではいかに大切か。
そして、その違いが起業後に集客に必要な違いを生み出すことにつながっていました。
今回、この20分のおまけから起業して繁盛していったマッサージ店に通って、改めて、できることから実行していくことで、お金がない個人店でも集客することが可能だと感じることができました。
今回のまとめ
独立起業後に個人店が生き残るには、人柄や接客の中身だけで十分差別化できます。
無い物や出来ないことに落ち込むより、まずはあなたが出来ることで、差別化が可能なものがないか、試行錯誤しながら進んでいけばいいと思います。