勝つべくして勝っている好調な星野リゾート
このタイトルでもある、集客の勝因は「非日常感」の作り込み。
という言葉は、先日、雑誌週刊ダイヤモンドにあった記事を読んでいた時に、一番印象に残った星野リゾートの星野社長の言葉です。
この週の特集が、今、日本の中のリゾートホテルが好調で、それについての特集内容でした。
その中でも、特に好調なのが星野リゾートのホテルで、その好調の要因を星野社長がインタビューで答えていました。
やはり、ホテル業界も、成功法則は感動=非日常感にあるんだと、あらたためて「非日常感」の重要性を確認することができました。
妥協せず作り上げた「非日常感」で集客する
星野リゾートは好調で、この勝因はどこにあるか?との記者の問いに、星野社長は、
「非日常感」の作り込みに妥協をしてこなかったこと。
これに尽きると思います。
リゾートや旅の満足度は「非日常感」で決まりますから。
と答えていました。さらに続く言葉を一部ご紹介します。
日本を脱出して海外へ行くだけでテンションが上がるのと同じことです。
「星のや」の業態の非日常感は群を抜いています。
車道を走る車も見えなければ近くに駐車場もない。都市要素、つまり日常を徹底的に排除しているのです。
と言っています。
そして、その勝因のもう一つのプラス要因としては、IT化で移動が少なくなり、都市からリゾート地へ需要もシフトしている。
その中でよりお客様が、旅先の地域らしさを求めているので、そこにも対応するように積極的に地域らしさを発信しています。
とのことでした。
やはり好調な会社は、そのトップである社長の考え方を隅々まで反映し、勝つべくして勝っていると思わされるような素晴らしい話でした。
今回のまとめ
ホテル業界で好調な星野リゾートの勝因は、「非日常感」の作り込みと、地域らしさの発信でした。
そして、これは我々の個人やフリーランスなどのスモールビジネスでも同じではないかと思いました。
非日常感のサービスを妥協せずに作り上げて、他社とは違う自分らしさを、いかに発信していくかが、我々の集客の勝因にもなると思いました。