起業後頑張りますは脳にとっては意味不明な言葉

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がんばるべき方向性を決めること


この本の著者の林さんは、2008年の北京オリッピックの競泳日本代表に招かれ、勝負脳の奥義について選手たちに講義を行い、その結果に大きく貢献したと言われる方です。

勝負脳にスポットを当てているので、我々のビジネスにも数多く役立つことが書いていました。

この本の中で特に面白いと思ったのが表題の言葉で、その内容の一部紹介します。

目標達成に向けて一気に駆け上がるというときに大事なのが、脳に対して明確に目標を決めてやることが必要です。

しかしながら、それを明確にしないまま「がんばります」と言う人は少なくありません。

根性論で「がんばります」とだけ言っていても脳は何をがんばればいいのかわかりません。

例として”金メダルを獲ります”という表現があげられます。

金メダルを獲ることに目的を置くこと自体は問題ないのですが、それだけを念仏のように唱えてやみくもにがんばっても、達成は望めません。

脳を正しくがんばらせるには、具体的に何をするか、いつまでにするか、今日は何をするか、などの目標を明確にする必要があります。

脳に対してはっきりとがんばるべき方向性を決めることを習慣にしましょう。

とありました。

ビジネスでの目標達成も具体的にして進む


確かにこれは我々のビジネスでも同じですね。

仮に今の仕事で年収1000万円目指して頑張ると念仏のように唱えていても、多分達成はできないでしょう。

その目標を達成するためには、後ろから考えて、どんな仕事でどれくらい販売して、いつまでにこれくらいの利益を出してと、その目標を具体的に明確にして進まなければならないということですね。

前回紹介したブログ「ビジネスで目標達成のためには将来をリアルに想像する」で、目的を達成した時の場面を詳細に想像することが、目標達成に近づく秘訣と紹介しました。

しかし、今回この本を読んで、この言葉に付け足す考えとして、この目標達成するためには、そこにいたるまでに具体的に何をするのか、ということも詳細に想像していくということが大切なんですね。

今回のまとめ


よく夢を持ってがんばりなさい、という言葉がありますが、けっきょくこの言葉だけを大事に思ってやみくもに努力してもダメということですね。

目標達成までの具体的な方法を考え、詳細にあらゆる方法を想像しつづけながら、日々実行していくことが夢を実現できる方法なんですね。

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