常に勝ち続けている人達の秘訣
なぜか、どの業界でも常に勝ち続けている人がいます。
以前から自分のビジネスに活かせないかと思い、昔からよくそのような人の本を読んでいました。
そうして最近わかったことは、皆さん小手先のテクニックではなく、結局、素晴らしい人生観が根底にあって勝ち続けているんだということです。
もちろん、皆さんかなり激しく追い込んで努力もしていますが。
ただ基本となる人生観がしっかりしていないと、どんなに努力しても勝ち続けることはできないだろうと思います。
我々が報道などで、凄い栄光を手にした人を知る時は、その時だけしか、その人のことがわからないので、過去のすごい努力や素晴らしい人生観まではわからず、
さも偶然成功したように感じてしまいますが、その人たちは、なるべくしてその場所にいるということも最近すごくわかる気がします。
欲深い人は常に不満や不安を抱えて生きている
今回ご紹介するのは、麻雀の裏プロの世界で20年間無敗だった桜井章一さんの本です。
個人的に麻雀は運がほとんどと思っていましたが、この方の本を読むと、麻雀に限らず運は自分しだいでどうにでもなると思えます。
そして、その考え方の根底には、やはり色々な業界のトップの成功者達と同じ、素晴らしい人生観がありました。
そんな中で、今回はこの表題をピックアップしました。
以下、本の中の一文からです。
欲というのはけっして満たされないものである。
過去の権力者たちも地位や名誉、権力、カネ、すべてを手にしても彼らは満足しない。
そして際限のない欲望は結局満たされないまま、彼らは死んでいく。
欲というのは、増えれば増えただけ、その欲に振り回されることになる。
欲にとらわれると心が硬直し、周囲の変化、流れにもついていけない。
それは結果として運やツキを逃がすことにもつながっていく。
運を招くには気持ちよく、楽しく生きることが最低条件となってくる。
それなのに、欲深い人は満たされぬ欲にさいなまれ、常に不満や不安を抱えて生きている。
そんな状態で気持ちよく、楽しく生きられるわけがない。
欲を抑えれば、とらわれていた心に余裕が生まれ、感覚が解き放たれる。
そうなれば、今まで見えなかったり、感じられなかったりといったものがきっと体感できる。そのひとつが運やツキといったものだ。
と、今の我々現代社会に対して警報ともとれる、いい内容の話でした。
今回のまとめ
今回の桜井さんの話は、僕自身も苦い経験してきたので痛いほどわかります。
結局、自分の欲望を満たすためだけのビジネスは、とらわれが強くなり、心が硬直して、変化に対応できず、運やツキを失い、結果的に成功できないということなんでしょうね。