経験がなく大きな借金は独立起業失敗パターン
独立起業後に、階段を1歩1歩登っていく感覚なら、最初の独立起業時に、大きな借金をしてスタートすることが、どんなに危険なことかわかりますでしょうか。
もちろん、長年修行して腕もお客様もファンもいるなら、その場合は、階段を登ってきているので、問題ありません。
これはリスクではないからです。
しかし、今まで僕がみてきて、独立起業時に大きなリスクをとって失敗するパターンは、やはり会社を辞め、大きな借金をして、ノウハウもない中で脱サラするパターンだと思います。
確かに独立起業から最終目標に到達するためには、誰よりも先にダッシュして、誰よりも早く成功したいと思うでしょう。
しかし、独立起業をすることが、ただ、あなたが、今の会社の苦しみから逃れたいですとか、この事業は儲かりそうと思ってはじめるものは、たいがい失敗します。
そうですよね、仮に独立起業から最終目標に近いお店が出来たとしても、そこに到達するまでのノウハウや経験を1歩1歩獲得してこなかったなら、独立起業の最初でつまずくと、すぐに修正できなくなってしまいます。
実際であれば、事業を長く続けながら、改良しながら、進めないけないところが、独立起業時に大きなリスクをとってしまうことで、最初につまづいてしまった場合、前に進めなくなってしまいます。
自分の許容範囲のリスクで独立起業をスタート
そして、この反対に独立起業時から成功している人達は、出来るだけ大きなリスクはとならないで、自分の許容範囲のリスクで起業をスタートしています。
日々、創意工夫しながら、1歩1歩階段をのぼっている人達です。
そのような形で独立起業をスタートしたなら、最初はもちろん苦しいですが、だんだんとノウハウが身についてきて、目標とする成功に近づいていきます。
よく独立起業するからには、リスクはとならないといけないと言われていますし、そう考える方も多いと思います。
ただ、独立起業は最初のスタートももちろん大変なことではありますが、続けることはスタートすることよりも、もっと難しいのです。
今回のまとめ
独立起業して、継続していくことを考えると、独立起業時から大きなリスクを取ることは、最初にうまくいかなければ続けられないということにもなってしまいます。
一番は、まずはあなたにあった、許容範囲のリスクで小さく独立起業をスタートしましょう。