知らないビジネスはやらない方がいい
あなたは、これからどんなビジネスで独立起業しようか?どんな新事業をやろうか?と思った時に、どんな基準でビジネスを選びますか?
この基準は、僕が今まで色々とみてきて、体験して感じたことでもあるんですが、「知らないビジネスはやらない方がいい」ということです。
なぜなら、そのスタートしようとするビジネスの知識がないということは、その販売する商品に付加価値をつけることができないからです。
そして、その商品に付加価値がつけられないということは、商品の原価に利益をプラスした価格で売ることができないということでもあります。
売上から原価を引いた利益は、付加価値という知識でしか上乗せして高く売ることができません。
ですので、知識という付加価値がないということは、商品を原価に近い形で売るしかないということでもあるのです。
付加価値の知識を使ってどれだけ利益を伸ばせるか
例えば、別業界の人が脱サラして知り合いの人の新鮮野菜でも売ろうと思った場合、近くのスーパーや商店街のお店に負けないで売っていくにどうしたらいいでしょうか?
まずは、その知り合いの人の野菜以外の野菜の知識も最低限知ってなければ良さを伝えられないでしょう。
他の仕入先や他社の情報、販売場所や販売方法、美味しい食べ方の知識などもないと、大手のような資本もなく、老舗店のような実績もない中では、なかなか苦戦すると思います。
また、単純に知識があれば、仕入先に何度も訪れなくてもいいでしょうし、お客様との商談の回数なども少なくて済み、人件費や経費の面も減らせて、その分利益も大きくなります。
これだけインターネットが発達し、誰でも簡単に情報がわかる今は、なかなか原価自体は変えにくいと思います。
そんな中で、どこで利益を出していくかというと、あなたの知識という付加価値をつけて販売しなければ、当然利益がでないことになります。
その付加価値という知識を使って、どれだけ利益を伸ばせるかが、あなたの事業が成長していくか停滞してしまうかに、直結してくると思います。
今回のまとめ
これから会社を辞めて独立起業しようとか、新事業をしようと思うなら、まったく新しいことにチャレンジしたいと思う気持ちも当然わかります。
ただ、知識という付加価値が利益という考えなら、未経験のビジネスでスタートしようと考えるのは、特に最初に独立起業するには考え直した方がいいかもしれませんね。