コワーキングスペース失敗例から|起業ネタはコミュニティでは生み出せない

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人が集まればそこで仕事が生み出されると思っていたが…


ここコワーキングスペースカフェSALOON札幌をオープンさせる半年ほど前、テナント物件を探すために、色々な不動産会社を回った時期がありました。

そして、そこでよく言われたのが「地方でコワーキングスペースやシェアオフィスを起業運営していくのは難しいよ」というアドバイスでした。

ご存じの方もいると思いますが、ちょうど今から3年程前。

コワーキングスペースブームが全国で起こり、ここ地方の北海道札幌も同じように新規参入した会社が多くあったそうです。

ちなみにその当時は、ビル1棟を借りてオープンさせた会社もあったそうです。

そこで、どうして多くのコワーキングスペースが失敗したかを聞くと、

運営者も入居者も皆、人が集まればそこで仕事が生み出されると思って入居した。

しかし、集まる人は、皆そんな考え方だったため、何も仕事らしい仕事を生み出せず、

結果的に仕事を期待して入居した人たちは自然と離れていき、最後には借金だけが残って閉店となってしまった。

とのことでした。

自分のできることから起業する


確かに、人と会って自分の起業したいことを明確にしていくのは素晴らしいと思います。

そして、僕自身も恥ずかしいのですが、以前はコミュニティで起業ネタや仕事が生み出せると思っていたので、その人たちの気持ちもすごくわかります。

しかし、まずは自分自身でこの方向で起業してやるというものがなく、ただ漠然とコミュティに入り、何かいい起業ネタやおこぼれの話があるかもと思って参加しても、

結局は何も変わらなく、なかなか動けなかったということを同時に覚えています。

であれば、まずは今自分ができることで、小さくてもいいから起業をスタートする。

それから、その仕事に関わる情報を取得したり、お客様を探すために、勉強会やコミュニティや教室に入ったりセミナーを受けたりする。

そうやって仕事の幅を広げていく方が、起業や創業、第二創業などの近道ではないかなと、今は思っています。

今回のまとめ


あなたが起業して、誰と一緒に仕事をしたいですか?

誰になら仕事をお願いしたいですか?

誰なら応援したいですか?

を自分に置き換えて考えると、やはり本気で、他力本願ではなく、一人でも一生懸命仕事をしている人と一緒に仕事をしたいですよね。

そして、そういう人を応援したいですし、色々な仕事もお願いしたいなと思いますよね。

けっして、おこぼれをもらおうとする人ではないはずです。

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