営業では主従関係でなく対等関係を心掛ける
今回は、あまり営業の仕事が好きじゃないという方に、独立してから営業で好感を得るにはどうしたらいいか?というお話です。
実は、このレンタルオフィス&コワーキングスペースカフェSALOONにいると、今でもけっこうな飛込営業の方が来るんですが、あまり上手な営業をする人がいないので、昔を思い出して書いてみようと思ったのがきっかけです。
では、あなたは、営業で好感を得るには、どうしたらいいと思いますか?
だいたい、営業の仕事とは、売り込む!買ってもらう!というように、どちらかと言えばお願いする!という感覚を持っている人が多いと思います。
しかし、このお願いする感覚があると、どうしても営業する方は立場が弱くなるので、言いたいことも言えなくなって、結果、好感を得ることが難しくなります。
では、僕が考える営業で好感を得るには?というと、営業も人間関係の一部という感覚を持つことが、好感を得るには大事なことだと思っています。
これは、どういうことかというと、お願いする主従関係ではなく、相手をリスペクト(尊敬)した対等な関係を心掛けるということです。
この相手をリスペクトした対等な関係の例を上げれば、あなたとあなたの友達のような関係が一番理解しやすいと思います。
実は僕も、20年前の飛込み営業を始めた頃は、毎日が苦痛で、かなりつらい時期が続きました。
しかし、この相手をリスペクトした対等な関係を築くことが営業、とわかったことで、相手からの好感を得て、結果を出すことができるようになった経験があったからでした。
関係を維持していくのに重要な相手をリスペクトすること
そう考えると、その友達との関係を維持していくのには、横柄な態度をとるとか、プライドを傷つけるような不誠実な態度はとるとかはしない、というのは最低限のマナーだと思います。
そして、すでに仲がいい友達だからといっても、その友達に何かをお願いするときにも、直接的な態度でお願いしてもいい、とはならないと思います。
これは、飛込み営業の時に置き換えても言えることで、相手が何かしているなら、それを遮ってまでおススメしたり営業したりしても、迷惑なだけということと同じです。
相手は何かしら作業などをしていて手を止めてくれているのに、いきなり、ちょっといいですか?この商品の紹介なんですが!と言われれば、自分の貴重な時間になんで?となると思います。
では、そんな時にお願いするならどうするか?というと、
僕なら、ご迷惑でなければ、機会があればという風に、お願いの実現を強く迫らないようにすると思いますし、それこそが、相手をリスペクト(尊敬)していることになるからだと思っています。
もし、今僕が飛込み営業するならこう言うかな?という一文を考えてみました。
チラシを持って歩きながら、「〇〇会社の〇〇です。今日はこの地区だけのお得な〇〇のセール販売で伺いました。」
「もしご迷惑でなければ、少しお時間いただけますでしょうか?」これで難しいと言われたら、そっとチラシと名刺を渡して今だけのお得な情報が載っていますので、という感じ立ち去るかなと思いますね。
今回のまとめ
営業とは、人間関係の一部と考えて、相手をリスペクトする気持ちがないと、どんな営業をしても難しいと思います。
ですので、営業では、けっして背伸びすることなく、友達関係を築いていくつもりで、相手をリスペクトすることを忘れなければ、おのずと営業で好感を得られて、結果もついてくると思います。