お客様に近づき、あなたの人柄や思いを知ってもらう
起業時に小さくはじめ、日々仕事を進めながら、前回のブログ「起業のはじめはブログなどで発信しよう」などで、
ある程度自分の今の立ち位置だったり、これからやっていきたい方向、どんなお客様に伝えたいかなど、日々悩みながらではありますが、段々と明確になっていくと思います。
そこで次の段階としては、リアルでも発信していくことが必要になります。このリアルとは、人と直接会って、その人達に思いを伝える行為になります。
もちろん、今は以前よりは、ネットやメールだけで伝わることも多いと思いますが、より伝わるのは、やはり昔も今も、お客様と直接話をしたり会ったりした時が一番伝わります。
では、なぜ直接会って伝えることがいいのか?というと、ブログやホームページ、既存の製品やサービスでは伝わらないあなたの思いが伝えやすいことと、
もう一つは、あなたの人柄など、より人間らしい素の部分を知ってもらった方がさらに伝わりやすいので、断然購入してもらったりリピーターになってもらいやすいからです。
やはり起業した当初は、集客にかなり苦労することになりますので、その分、よりお客様に近づき、あなたという人柄や思いを知ってもらうことで、
大手企業や先行している会社や個人がすでに持っている、技術力や製品力、利便性や宣伝力、お金をかけた内外装の雰囲気、サービスの質などに負けないでやっていくことができるようになります。
比較対象をあなたの思いや人柄にする
では、どのような方法でリアルに発信するかというと、ミニセミナーや講習会、相談会やワークショップや教室、交流会やお茶会などになるでしょうか。
ブログなどの発信から一歩進めて、あなたという人柄や思いを実際に会って話をして伝えることで、普段の仕事や製品、ブログなどでは伝わらない思いも、伝えやすくなります。
また、この直接会って話をすることは、接客の仕事でも同様です。接客の仕事以外で会うことにより、よりあなたという存在を身近に感じてもらいやすくなり、そしてその思いは、口コミであなたの知らない他の人にも段々と伝わるようになります。
ただ、人見知りで人に会うのが苦手な人はどうしたらいいでしょうか?この場合は会報誌のような紙媒体やSNS(インスタグラムやツイッター・フェイスブック)だけでも、よりあなたの人柄や思いが伝わるような内容があれば十分伝わると思います。
まずは、技術やサービスや製品よりも、あなたの思いに共感してもらったり人柄を好きになってもらうことが一番です。
思いを共感してもらったり好きになってもらえれば、起業当初にはよくある多少のミスもゆるしてもらえるでしょうし、大手や先行している会社との比較対象があなたの思いや人柄になるので、それこそ資金がなくても選んでもらいやすくなるからです。
その関係をお客様と築いていきながら、本来の製品や技術やサービスなどを磨き、信頼を積み重ねることで、段々と事業を軌道に乗せる土台ができてくると思います。
今回のまとめ
起業したばかりの個人や小さい会社は、大手企業やすでに先行している会社、個人には、技術などの質ではかないません。
それでも負けないでやっていくには、同じ比較対象の土俵に乗らないで、あなたという人柄や思いを好きになってもらい、そこで選んでもらうことが必要になります。
そして、そのためには積極的にお客様に近づき話をしたり会ったりしながらリアルに発信していくことが必要になります。
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