起業してもしばらくは思うような方向に進めない
なぜ、起業時は、小さくはじめた方が良いかというと、起業してからは、必ずあなたが思っていたような方向にはいかず、失敗の連続になるからです。
起業する前というのは、すでに成功している会社や事業を真似してはじめる場合が多いので、実際に経営をしないで外からみている分には、こうやれば簡単に出来ると思いがちになります。
しかし、その今成功している会社や事業も、そこにいたるまでに多くの失敗を乗り越えて、試行錯誤を繰り返し、なんとか今の業界のポジションを探しながら存在しています。
ですので、実際にやってみなければわからないことがたくさんありますので、まずは小さい失敗を繰り返すことを前提に、できるだけ小さくはじめることをおすすめします。
逆に言えば失敗を繰り返さなければ、本当のあなたの事業や会社の成功の方法も見つけられないということになりますので、その失敗がたくさんできるよう余裕を持って小さくはじめるべきだと思います。
ここで言う小さくとは、店舗関係ならお金をできるだけかけないでとか、サービス関係なら人件費や家賃などの固定費もできるだけかけないでとかになります。
もちろん最初から大きくはじめてというのは理想のように感じますが、小さくはじめることで資金的にも少しは楽になるでしょうし、なにより小さくスタートするので、
頭を使って、どうしたら大手のように集客できるかとか、大手のようにいい設備はないがこういう接客ならいいのかなど、日々チャレンジして成功するための方法を勉強できるのが、将来事業を継続していくうえでの財産になると思うからです。
残念ながら起業で簡単に成功する方法はない
今まで小さくはじめて、失敗を繰り返すと書いてきましたが、やはり言葉にしても、起業して軌道にのせていくのは、地味で大変なことだと思っています。
そして、前回のブログ「起業入門/女性や脱サラしたい方へ初歩編①」でも書いたように、お金などの資本がなく、さらにそのやっていこうとする業界の知識もなければ、残念ながら何をやっても失敗する可能性が高いです。
ですので、大変な思いをしないで、楽をするために、何か起業して簡単に成功する方法がないかと探したくなるのが人間ですが、残念ながら起業して簡単に成功する方法はありません。
そして、僕も含めて楽をしたいという人が多いので、ついついそういう成功するためのノウハウ系のような高額のものを購入したりという場合があると思いますが、
簡単に起業して成功できる方法ありませんで、そんな方法を探すよりも、まずは1歩でも2歩でも小さく、あなたの進みたい方向に実際に踏み出すことをおすすめします。
そして、踏み出してからが本当の勉強と思って、小さくスタートしてみてください。
僕の経験では、苦しくても逃げないで立ち向かっていけば、必ず道は開けていくと思っています。
今回のまとめ
起業して楽に成功する方法は残念ながらありません。
ですので、まずは、お金を貯めるかその業界の知識や技術を習得してから、小さくはじめることをおすすめします。
資金的にも少しは楽になるでしょうし、なにより小さくスタートするので、失敗を繰り返しながら日々チャレンジして成功するための方法を勉強できるのが、
起業して将来事業を長く継続していくうえでの、あなたのかけがえのない財産になると思います。
→起業入門/女性や脱サラしたい方へSTEP3起業のはじめはブログなどで発信しようへ