早く差別化できるものを探して見つけて磨く
今回は、前回のブログ「起業後もリアルで発信しよう」で伝えた、実際に会ってあなたの人柄も知ってもらい、共感者を増やしていくことから、その後に必要になる、差別化して専門性をつけていくことの必要性をお伝えします。
まず、この差別化して専門性をつけていくということは、少しずつでもいいから、同業者の中で、あなたやあなたの会社にしかできないこと、差別化できることを探して、見つけて、それを磨いていくということです。
逆に言うと、これができなければ、あなたの思いや人柄だけでは、最初はもちろんいいんですが、伝わるのも時間がかかるため、多くの人に伝わる前にあなた自身のやる気や貯蓄も途絶えて、
結局は続けることに疲れてしまい、最後には挫折してしまう可能性があります。
ですので、挫折してしまう前に、なるべく早く差別化できるものを探して、見つけて、磨いて専門性をつけて、あなたの仕事をたくさんの人に早く知ってもらわなければなりません。
そして、それができれば、その分野や地域では第一人者や一番になりやすくなり、集客に必要な名前や会社も覚えてもらいやすくなります。
起業後は細かく分けて特化して専門性をつける
では、そのあなたにしかできない差別化は、どうやって見つけていったらいいでしょうか?
それは、あなたの業界での仕事や特長・お客様などを細かく分野ごとに分けて、どの分野なら、あなたが起業後、一番になれるか第一人者になれるかを考え、探すことでもあります。
例えば、売上をサポートするコンサルタントを例にしてみます。
副業の人向けに特化するのか、女性向けに特化するのか、50代以上に特化するのか、などなどがあるでしょうか。
しかし、それでも同業者の中で、その分野がすでに細かく分かれているなら、さらに分野を細かくして特化することが必要になります。
主婦で女性のネット副業に向けて特化するのか、女性でさらに美容サロン向けに特化するのか、50代以上の定年退職した男性向けの教室講師向けに特化するのかなどでしょうか。
そして、細かく分けてそこに特化していくと、自然とその分野の専門性が身についていきます。
先ほどの主婦で女性のネット副業向けに特化したなら、結婚してビジネスから離れても復帰する方法も分かってくるでしょうし、何に悩み、どうしたいのかなどもわかってきて、その経験も蓄積されるので、
だんだんとその分野の専門性も身についていき、差別化ができて、選んでもらいやすくなります。
ただ、注意しなければならないのは、なんでもかんでも細かく分ける必要はありません。
仮にあなたが起業する町で1人しかコンサルタントがいないのであれば、それだけで名前を覚えてもらえますので、どこまで細かく特化するかは状況で判断するといいと思います。
今回のまとめ
差別化して専門性をつけるには、何もしないで考えてばかりいても、探して見つけることは難しいです。
少しずつでもいいから、起業して、チャレンジして、失敗して、考えてを繰り返し、試行錯誤しなければ、そう簡単に見つかるものではありません。
そうして、繰り返していくうちに、段々と差別化できるものが見つかり、さらに磨いていくことで、はじめてその分野の専門性が身に付き、
結果的に起業後、その分野や地域で第一人者や一番となり、人やものや情報やお金が自然と集まってきて、良い循環になっていきます。
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