儲けるための起業はお客様が敏感に感じ取る
あなたはなぜ起業したいですか?お金を儲けて老後に楽したいですか?会社が肌に合わなかったですか?リストラされたからですか?憧れの存在になって優越感にひたりたいからですか?
多分、理由は一つではなく、色々あるのが普通だと思います。
そして、どの理由も間違いではなくて、僕も同じように色々な理由があって起業しました。
ただ、色々と経験してきて成功者をみてきて思うことは、起業の1番の理由として、この分野で誰かの役に立ちたい、この分野で困っている誰かを助けたい、こういう分野の仕事で世の中の役に立ちたいという気持ちがないと、
起業しても長く継続することは難しいかもしれません。
まずは、自分の欲しいものを得るためという考えが一番にある場合は、一番失敗しやすいパターンだと思います。
これは確かに考えれば当たり前のことですよね。
あなたの自己実現のために誰があなたのサービスや商品を買うでしょうか?私が儲けて楽したいのでこれを買っていただけないでしょうか?私が憧れの存在になりたいのでこのサービスを使っていただけないでしょうか?
多分、この考え方が一番にあるとお客様は敏感に感じとります。
仮に、あなたが逆の立場で店員にしつこく売り込まれたり、売り込みの雰囲気満々で、楽しても儲けようと感じる店内や営業マンからは、誰も買わないですよね。
では、どうしたらお客様が買ってくれるか?というと、私のための商品やサービスをありがとう、私のためにそこまでしてくれてありがとう、という時に初めて購入してくれることになります。
ですので、1番に考えなけらばならないのは、お客様の役に立つ、立ちたいという考えがあれば、自然と振る舞いや価格やサービスなどの価値を高めていくことにつながりますので、事業も軌道に乗りやすくなります。
しかし、反対に自分が得することを1番に考えると、どうやって儲けるか?どうやって楽してお金を取れるか?という考え方になっていきますので、必然的に失敗しやすくなるということです。
経験がある得意分野の起業がスムーズ
そして、もう一つは、色々な人を見てきて思うのは、今まで自分の経験してきた仕事などの得意分野を活かして、起業した人の方が、成功している人が多いです。
この場合は、起業する資金は、今までの経験や知識でカバーできるので少なくてすみます。
しかし、反対にまったく経験がない業界でスタートするには、店舗や設備などの資本がないと厳しいので、ある程度の事業資金を貯めてスタートすることをおすすめします。
なぜなら、知識や経験がない分は、店舗を借りたり設備などを購入して差別化しなければならず、それがなければ、他のすでに活躍している業界経験者の知識を持った競合に勝てないからです。
もちろん、まったく経験がない分野でも、その分野の人ではないからという利点で成功できる可能性も多々ありますので、どちらがいいとは言いませんが、
知っている分野で起業した方が、軌道にのるのが早いというのは、覚えていた方がいいと思います。
さらに、もう一つの考え方としては、自分の得意ではない分野を補う仲間と数名で起業するという場合もあると思います。
これも起業してからスムーズにいきやすい例だと思います。
今回のまとめ
まずは、起業しようと思うこと自体は大変素晴らしいことだと思います。
誰もができることではないです。
であれば、もう一歩進めて、あなたが起業して進める事業は、誰の役にたつのか?立ちたいのか?の考えを、今一度見直してみるべきだと思います。
そして、この仕事は誰の役に立つのか?立ちたいのか?を事業の柱にすることを常に忘れなければ、起業しても軌道にのる確率は高くなると思います。
→起業入門/女性や脱サラしたい方へSTEP2起業は小さくはじめようへ