独立起業後小さい失敗を重ねて成功したマッサージサロン
今回は、独立起業後に小さい失敗を重ねながら、チャレンジして成功した1人と、独立起業後に小さい失敗を重ねられず、結果的に失敗した1人の例をお話します。
これは最近、実際にあった、僕の知り合いの方のマッサージサロン店の話です。
どちらもマッサージサロンとして、脱サラして、同時期に独立起業してスタートしました。
どちらの方も、サラリーマン時代は、それぞれのお店のNO.1として人気の技術者でした。
一人は、2等地の商店街。もう一人は、その商店街の裏通りの3等地に、それぞれ1人でお店を出店し独立起業してスタートしました。
違いは、家賃だけでしたが、ほぼ倍の違いがあり、ここが、1番大きな分かれ道になった気がします。
オープンして1年間は、ほとんどお客様が来なかったため、二人ともアルバイトをしながら、色々とお客様を呼ぶために集客の方法をチャレンジしては失敗して、を繰り返しながら試行錯誤していました。
集客に苦労した方が独立起業後長くマッサージサロンで成功しやすい
そして、2年が過ぎた頃。
3等地の彼が、色々とお客様を呼ぶための集客に、失敗しながらも試行錯誤して続けてきたことがみのり、その頃には、安定してお客様を呼ぶことができるようになっていました。
その反対にもう一方の、2等地の彼のマッサージサロンは、残念ながら閉店することになってしまいました。
この成功と失敗を分けた差はなんだったのでしょうか?
それは、3等地の彼は家賃の固定費が少なかったので、金銭的な負担が少なく、許容範囲のチャレンジと失敗を重ねることで、
2年の間に集客の最善方法を探すことができ、お客様を呼び込むことに成功できたからです。
一方、2等地マッサージサロンの彼は、家賃という固定費が3等地の彼の倍あったため、集客の方法に、お金をかけてチャレンジして失敗することができず、失敗を恐れるうちに、せいぜい無料のチラシ配り程度しかできなくなっていきました。
そのうちに家賃の負担が重くのしかかり、それを補うためのアルバイトばかりに集中するようになり、結果、資金がショートして撤退という形になってしまいました。
もちろん、すべてがこの要因ではないですが、独立起業後、このチャレンジして小さい失敗をたくさんできた3等地のマッサージサロン店の彼が、最後にはうまく事業を軌道に乗せ、成功することができたと思います。
今回のまとめ
独立起業をスタートして軌道にのるまでの時間は、場所などの外的要因もあるため、いちがいに同じではありません。
しかし、どちらにしてもその間に、いかにそこから退場しないで、チャレンジして、小さい失敗を繰り返して、事業を軌道にのせ、成功させることができるか。
彼ら2人のマッサージサロンの例からも感じることが出来ると思います。