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独立起業していいモノを作っただけでは売れない現実
あなたは、独立起業して、いいモノをつくれば、売り上げが上げられて、すぐに成功できると思いますか?
特に日本人は、昔からモノをつくることが得意で、いいモノをつくれば、だまっていても売れると思われる方も多いと思います。
もちろん、僕も小さい頃から、ものづくりが好きだったので、ずっとそう思っていました。
いいモノさえつくれば、いい味さえ作れれば、いい技術さえ身につけば・・・と。
これは、以前の僕や、職人、製造業者の方などにも多い考え方なんですが、この考え方では、なかなか、独立起業してビジネスを軌道に乗せるのは難しいかもしれません。
そして、それは、ビジネス=モノやモノ作りと思ってしまっているからです。
独立起業でモノづくりはあくまでビジネスの一部
しかし、本来ビジネスとは、相手を喜ばせて対価を得ることです。
つまり、相手がいてはじめて、ビジネスが成り立つのです。
商品を作るのも、売るのも、相手を喜ばせるためであるという価値の原則は、忘れてはいけないと思います。
独立起業してビジネスをするということは、あなたの技術や労力、資金をついやして(投資して)、お客様に喜んでもらう活動のことで、その対価として、お客様からお金を頂くということです。
ですので、モノやモノづくりは、あくまでビジネスの一部に過ぎない、ということを忘れてはいけないと思います。
今回のまとめ
独立起業時、いいモノをつくり、いい技術を身につけ、いい味をつくることは、あくまでもビジネスの一部です。
まずは、相手を喜ばせて対価を得るための価値づくりに重点を置いて、独立起業をスタートしましょう。
お客様に対しての価値を徹底して磨くことで、自然と後から、いいモノ、いい技術、いい味づくりもついてきて、そこからあなたの事業の差別化になったり、集客のアピールポイントになっていきます。