起業に必要なあなたは何の専門家ですか?

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起業して何でもできますは何もできないと同じ


これは最近、起業相談をしながら、ほぼ皆さんにアドバイスしていることなんですが、まず、あなたは何の専門家か一言で答えられますか?と。

そして、「その専門家=あなた」という形で多くの人に覚えてもらえなければ、起業してもうまく軌道にのらないですよ、ということを伝えてます。

だいたい、起業しようと思う方や、起業しても集客に苦労している方は、色々とやりたいことがたくさんある、好奇心旺盛な方が多いのではないでしょうか。

それは必要なことで、大変素晴らしいことです。

ただ、僕も経験があるんですが、私はあれもできて、これもできて、何でもできます、と言って起業しては、多くのフリーランスや会社がいる今の日本では、結果的に誰の印象にも残らないで、かなり苦労することになると思います。

例えるなら、クラフト作家もできるからやりたい、コーチングやコンサルもできるからしたい、教室の先生やセラピーもやりたい、本当はこんなこともできるし、あんなこともできるのにと・・・。

しかし、まずは何か一つに特化して、その専門家・スペシャリストとしてでなければ、誰の印象にも残らず、誰にも思い出してもらえないことになり、他のライバルに勝てる分野もなくなるので、結局は何もできないと同じことになってしまいます。

これは、逆の立場で自分が仕事をお願いすることを考えたら簡単なんです。

人物の油絵を習いたいなら、人物の油絵専門の先生にお願いしたいし、中小企業の人事系のコンサルをお願いしたいなら、中小企業の人事専門コンサルタントに、と思うのと同じですね。

起業時はとりあえずは何かの専門家でスタートする


これが、誰でも知っている有名企業や芸能人であれば、それだけの知名度と信頼で、何をやっても依頼される確率は高いです。

しかし、まだ起業したばかりの起業家は、ほぼ誰にも知られていないのにかかわらず、何でもできますだと、そういう先行している人達には、まったくかなわないと予測がつくと思います。

ですので、起業の最初は、先行しているライバルもたくさんいますので、なるべくカテゴリーを細かく分けて、よりピンポイントにその細かい分野に特化して、その専門家としてスタートしていくべきです。

他にやりたことがたくさんあっても、とりあえずは何かの専門家になって、それに特化して、勉強して、あなた=何かの専門家として覚えてもらえるまで、その専門分野で頑張った方がいいです。

そして、その何かの専門家としての知名度や信頼ができてから、はじめて次のやりたいことへ移行していくべきだと思います。

今回のまとめ


3つ4つとできることがあったとしても、まず起業時は、何か一つに特化して、その専門家として事業を進めていくべきです。

その特化した専門家として一番になれれば、必然的に知名度も信頼もついてきて、おのずと次のやりたい事業にスムーズに広げることができると思います。

これは、起業して、集客に困っている人にも共通の考え方ですので、もう一度自分に問いかけてみてください。

自分はどこの場所で勝負するための、何の専門家なのか?と。

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